今次大会は特別大会です。
奥州市の最大規模のスポーツイベントとして、また、東北で開催される新緑5月のフルマラソン大会として、きらめきマラソンは過去3回開催しました。
過去大会の反省を活かし、運営上の課題の多くを改善し、沿道の皆さんの温かい応援もいただき、おかげさまで多くのランナーの皆様から高い評価を得てまいりました。全国ランニング大会100撰にも3年連続で選ばれ、ランナーも市民もより楽しめる大会を目指しているところでした。
しかし第4回大会、第5回大会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。とくにも、第4回大会は、エントリーを締め切ったのちの中止となりました。ランナーの皆さまには参加料の一部返金、協賛者の皆さまには大会ホームページや代替イベントなどでご紹介をさせていただくなど、できるかぎりのことは取り組んでまいりましたが、参加ランナーの皆さまやご協賛いただいた皆さまに、たいへんなご迷惑をかけることとなりました。
きらめきマラソンは、初回大会から変えていない、4つの開催目的があります。
- 「奥州市の魅力を発信する」
- 「生涯スポーツの振興を図る」
- 「市民の一体感の醸成と市民ボランティア文化を醸成する」
- 「経済波及効果を上げる」
これらを達成するために、皆さまからご協力をいただきながら取り組んでまいりました。大会として、オンライン大会に舵を切らずリアル大会やイベントの開催を追求してきたことも、これらの開催目的を果たすためでございます。
今次大会は特別大会です。
フルマラソンの部や、親子ペアを含めた2キロの部の開催は見送らせていただきましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための苦渋の判断であり、4つの開催目的を少しでも果たしていく、コロナ禍で失われた日常を少しづつ取り戻していくために、10キロの部を軸とした特別大会を開催しようとするものです。
加えて、公認コースの更新に伴う発着点の変更など、大きく変わった部分もあります。コロナ禍で、いつまた緊急事態宣言が発出されることになるかも予断を許しません。これまでの大会の特徴は、今次大会では様変わりしています。しかし、きらめきマラソンとして開催するからには、4つの開催目的を希求し続けて行かなくてはなりません。
それがランナーの皆さまの喜ぶ姿に繋がるならば、寄り添って走りあえる日にたどりつけるよう、きらめきマラソンは再始動をしてまいります。
特別大会の特徴
- Point1高低差3メートルの平坦コース! 給水所もあります
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10キロの自己ベストタイム更新、初チャレンジを後押しする平坦コース。中間地点付近に給水所を設置し、はじめての10キロにもチャレンジしやすい環境です。スタート前の給水と、フィニッシュドリンクも用意します。
- Point2雄大な風景に囲まれた10キロ 制限時間90分。
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西に焼石連峰の残雪が形成する「ハル」の文字、東に種山高原まで連なる雄大な山々に囲まれた、市街地や田園地帯を一周するコースです。
初心者・初級者の方でも安心して参加できます。万が一制限時間に達した場合は、車道から歩道にご移動をお願いします。
- Point3東北で開催される新緑5月のフルマラソン大会はこのきらめきマラソンだけ!
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としていましたが、今回は10キロのみの記録大会です。
冬から春にかけての集大成として、秋に向けての練習の一環として、ぜひご参加ください。10キロの公認記録を取得できる大会として開催します。
- Point4参加賞プレゼント。
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参加賞はオリジナルタオル!
ランナーの皆さまに寄り添って肩にかけていただけるよう、フィニッシャータオルとしてのデザインを計画しています。
- Point5市内の日帰り入浴施設や記念館の入館割引特典も!
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例年ご利用いただいておりましたナンバーカードサービスを継続して取り組みます。市民の皆さまにご協力をいただき、参加ランナーを歓迎する雰囲気を醸成します。
なお、ナンバーカード(ゼッケン)は、正式には「アスリートビブス」という表現に変わっておりますが、本大会では、「アスリートビブス」「ナンバーカード」「ゼッケン」の言葉は、ほぼ同義としてとらえていただいて差支えありません。
コロナ対策
スタッフも含めた参加される皆さまの「基本的な感染対策」を徹底すること、これが一番の対策です。
具体的な対策としては主なポイントは以下のとおりです。
- 〇ランナー・スタッフを含め、マスク着用の徹底。スタッフは一部業務においてフェイスシールドも着用します。
- 〇ランナー・スタッフを含め、マスコミの皆さまなどメイン会場にいる全ての方の検温と健康チェックシートの提出。
※検温と健康チェックシートの提出により、ランナーはアスリートビブスに、スタッフ等は身体の見える部位にその日配付する「シール」を貼付していただきます。皆さまの安全・安心のために、皆さまにご協力をいただきます。 - 〇手指消毒の徹底
- 〇表彰セレモニー・イベントの開催見送り。
- 〇WEBによる記録証発行。(ただし、希望者の方には実費相当分の手数料を頂戴して記録証を発送)
- 〇記録速報板に人流が集まることを回避するため、大会後WEBのみで公表します。
- 〇走り終えたあとのランナーのアンケート回収時に密が発生しやすいため、アスリートビブスに掲載するQRコードを読み取りオンラインでアンケートを送っていただくこととします。ただし、QRコードでの回答をいただけない方で希望される方には、会場内で紙でのアンケート用紙も用意する「二刀流アンケート」とします。
SDGsの取り組み
- 〇アスリートビブス用の安全ピン(スナッピン)は郵送送付いたしませんので、表示が見える範囲でランナーの皆さまのお気に入りの留め具をご利用ください。ただし、忘れてきた方のために、市民から無償で寄付提供いただいた「安全を祈る市民の安全ピン」を配付させていただきます。
- 〇メイン会場にゴミ箱は設置いたしませんので、コロナ対策も兼ね、お持ち帰りにご協力をいただきます。
- 〇給水所にはゴミ箱を設置しますので、環境に配慮した行動をお願いします。
- 〇WEB記録証、アンケートのオンライン回収など、コロナ対策も兼ね、紙媒体でのやり取りを極力排します。
- 〇飲料等は適量の調達に努めます。
会場周辺の施設
- [観光施設]
- 歴史公園えさし藤原の郷、菊田一夫記念館
- [商業施設・店舗]
- スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア、飲食店
※コース図のグーグルマップ等をご参照ください。