いわて奥州きらめきマラソンの第1回総会が9月26日(火)に開催されました。

最初の総会ということで、各実行委員に会長の奥州市長から委嘱状が交付されました。実行委員と事務局で実施した北海道マラソンの視察報告の時間も含め、総会は長時間に及びました。第2回大会への期待と、絶対に第1回大会よりも良い大会にしようという気合や気迫がみなぎる会議となりました。

以下、第1回大会からの変更点を中心に、総会にて議決された大会概要を5点にまとめてご紹介します。

 

1 開催日は平成30年5月20日(日)

開催日はこれまでもお知らせしたとおり。田植えが終わった水田、奥羽山脈や北上山地の緑、北上川の水面など奥州市の雄大な自然がきらめく時期です。

 

2 コースの変更

これまでの検討において、もっとも時間をかけたところです。市内各所の交通規制とそれに伴って発生する交通渋滞の緩和策が課題でした。一部地域においてはコースに囲われたことにより自家用車が長時間立ち往生してしまう、ということもありました。しかし、第1回大会から大幅な変更をすることはランナーや市民の皆様に対して混乱を招くことになりかねないことから、議論は慎重に行われてきました。その結果、後述の種目の変更、スタート時間の変更等と組み合わせ、コースの変更を最小限にしながら、交通規制の影響や交通渋滞を緩和することを目指す案にまとまりました。

また、第1回大会ではスタートとゴールが分かれていたため、ランナーが勘違いしてゴール手前でラストスパートをしてしまうということがあり、スタートとゴールを同一箇所とする必要がありました。

変更点(1) スタート地点とフィニッシュ地点を同じ場所に

変更点(2) 奥州市役所江刺総合支所周辺のコースを一部変更

変更点(3) 距離調整として35㎞付近の水沢の姉体地内で折り返し区間を設定

以上の変更があるため、コースについては計測後の公開となります。

江刺総合支所周辺の岩谷堂地区の市街地以外は居住エリア・商業エリアでのコース変更はない、ということでもあり、第1回大会にご参加いただいたフルマラソンのランナーの皆様にとって影響は最小限となっていると思われます。引き続きコース沿線にお住まいの市民の皆様にはご不便をおかけするかもしれませんが、総会では大会当日までの道路規制の情報発信と、当日の迂回路の誘導に力を入れていくことも確認されました。どうぞご理解とご協力をお願いし、コース沿道でのご声援をお願いします。

3 種目について

種目

スタート時間 定員 制限時間

参加料

マラソン(42.195km)

日本陸連公認予定

8:00 3,000人 7時間。ただし第5関門までは6時間ペース 7,000円
10㎞

日本陸連公認予定

8:35 1,000人 1時間30分 3,000円
2㎞ 8:45 1,000人 制限時間なし 2,000円

 種目は3㎞を2kmに変更となりました。家族ペアの部など、日頃運動不足のお父さん・お母さんもお子さんと一緒に思い出づくりができるよう、より参加しやすい種目にするための変更です。

スタート時間を早めることになりました。これは、交通規制や異なる種目のランナーが同一のコース上で併走することを極力改善することを目的としています。また、10km種目は一番暑くなる時間帯にフィニッシュ、ということはなくなります。午後はゆっくり市内観光、というプランも立てやすくなります。

制限時間もやはり交通規制が関わってきての変更となります。「市街地を抜けてからは、ローペースでも完走できます」という制限時間設定です。引き続きマラソン種目は「春開催の数少ないフルマラソン」「高速平坦コース」「市街地・田園風景の変化に富んだコース」「7時間の制限時間」の旗印は健在です!

4 給水所の増設

コース上に設置される給水所は、第1回大会の10カ所から、15カ所程度に増やすこととしました。特に後半の給水所が少ないというご指摘に応え、給水所を増やしてランナーをサポートします。エイドの内容についてはこれから詳細を詰めてまいります。

5 大会エントリー期間

気になるエントリー期間ですが、平成29年12月20日(水)から平成30年2月20日(火)まで。大会開催の5か月前からエントリー開始となります。詳細は続報をお待ちください!

 

このほかにも、実行委員からは種目の追加や参加年齢の拡大など、様々な意見が出ました。これから各専門部会で細部を決定していきます。第2回総会は10月27日(金)を予定しており、決定事項についてこの公式ホームページ上で公開してまいります。