大会実行委員会では、10箇所の給水所を設け、水、スポーツドリンク、奥州市の特産品(おまんじゅう、リンゴ、羊かん等)を提供します。 ランナーの皆さんにとっては、お楽しみの一つだと思われます。特に羊かんは、マラソンランナーや自転車で長い距離を走る方にとって、合理的なエネルギー補給源であるとのこと。ぜひ、奥州市の羊かんをスポーツのお供にお選びいただきたいと願っています。

 提供品の検討にあたり、奥州保健所とも協議を行った結果として、前述の内容となりました。当初の案では、奥州市産のお米を使用したおにぎりなども企画していましたが、実行委員会が現場で加工を行うものは断念せざるを得ませんでした。よって生もの、家庭での調理品については提供を見送り、既製品の未開封品を給水所のボランティアの皆さんで提供直前に開封するなどして提供します。(そのぶん、歓迎レセプションでは岩手県オリジナル品種米「金色の風」「銀河のしずく」を提供する企画をご用意しております)

 給水所でサービスをされるボランティアの皆さんにも同じことが言えますが、ランナーに提供する際は手渡しで行うと、ランナーへの助力行為と見なされ失格となる場合があります。手をさしのべたい気持ちは言葉で伝えるところで留めていただき、基本的にはテーブル等に準備しておき、ランナー自らが手に取って頂くという提供方法となりますのでご承知おきください。

 少し心配なのが、応援をする沿道の皆さんのご好意による、任意での差し入れです。
 「遠くの親戚が近くを走る」ということも考えられ、任意の差し入れは当日、あるかもしれません。ただ、実行委員会では給水所以外での飲食物の提供について、認可等は行っておりません。ただし応援したい気持ちが形になって現れるものですから、提供を行わないよう大会を管理することはいたしません。給水所で提供する飲食物にかかる実行委員会の配慮は上述のとおりですので、お気持ちを届けたい沿道の皆様、ランナーの皆様とも相互に理解していただき、選手にとって不都合にならないようにしていただければと願っています。